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2014.07.28

六甲山山歩きとアジサイ 〜生涯元気の会〜

皆さん,週末はいかがでしたか.

体を動かした,自然とともにいた,ゴルフで地球を耕していた,

家族とのひとときをたのしんだ,誰かと罪滅ぼし的お付き合い,

誰にも邪魔されず完全休養,朝から飲んだくれ,などなど

様々かと思います.

わたしは,六甲山をあるいてきました.

今年の4月から生涯元気の会という,積極的に歩く事で体力の

低下を予防して,出来るだけ元気に過ごす事を目的とする会に

参加しています.西宮,神戸,大阪,奈良に200人の

会員さんがいらして.平均年齢は比較的高く.中には,

棺桶まで歩いて行くと豪語する方もいらっしゃいます.

そんな中では,50才過ぎの私も若造であります.

日曜日は,神戸中央区のそんな皆様15人とともに,

六甲の山の中を歩いて参りました.

神戸の街中はとても暑かったのですが,やはり山中は平地とは

気温差があり,時に霧や雨で涼しくて気持ちよいものでした.

写真のように舗装道も歩きますが,山の中の薮の中もゆきます

そんな薮の中に,突如として,

別荘のようなふるい家が現れたりします.

で,まずは自然保護センターを目指しまた.

ネムノキのはなが咲き乱れています.

この花は1日しか持たないそうで,夕方にはもう次の花が

準備しています.そして,

ここ六甲山麓は,アジサイで有名です.この辺りで日本の

固有品種も見つかっているようです.固有品種??

あじさいの原産国は日本ですが,今の日本のアジサイのほとんどは

ヨーロッパやアメリカで品種改良されて,再び日本に持ち込まれた,

セイヨウアジサイと呼ばれるものです.

本当に昔からあるアジサイは少ないようです.

因に,上の写真のように丸く大きなものを『手まり咲き』といい

上ののようなアジサイを額咲き さらに 穂咲きの3タイプがあります.

皆さんが花だと思っているのは じつは額で,

ガクアジサイがもともと日本のアジサイなのです.

ヨーローッパで改良されて手まり咲きとなって日本に

逆輸入されたのです.

上の写真のアナベルという種類はアメリカで品種改良されたアジサイです

ガクアジサイの本当の花の周りに咲いているのは装飾花と云いますが

本当の花の受粉が終わると下に向いてしまします.

こんな風に,六甲山にはそこら中に色々な種類が交配しながら,

たくさんのアジサイが自生しています.梅雨はあけましたが,

ここ六甲山では,まだまだ雨にぬれた綺麗なアジサイが

楽しめます.また,神戸市立森林植物園では5万株のアジサイが

植えられています.こちらのシーズンは終わりのようです.

さて,ながくなりましたので,この続きは,また後日.

                foot院長 拝

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