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2014.06.07

学会探訪記 その1

日本抗加齢医学会

今週末の6月6日(金)から8日(日)まで、第14回日本抗加齢医学会

総会が開催されています。ということで、本日は学会探訪記としたいと

思います。ポーリング先生の健康法の続きはまた近いうちに、、、、

書きたいと思います。

今回で14回目となる学会は、大会会長が大阪大学の臨床遺伝子

治療学教授の森下竜一先生で、大阪国際会議場で開催されます。

私は、本日土曜日と明日の日曜日参加予定です。

今年はクリニックを開業したばかりで、残念ながら発表できる程の

データ蓄積がありませんでした。来年こそは是非演題を発表したいと

思います。

昨日は、高知時代の同僚の御川先生が学会会場で、やはり一人で

参加していた副院長とであい、クリニックを表敬訪問してくれました。

ありがとうlございます。

ナチュラルホルモン補充療法

今回の学会は、私としてはホルモン補充療法に焦点を当てて

情報収集しようかと考えています。

人は血管とともに老いると言われていますが、動脈硬化で血流量が

低下するためにホルモン分泌機能が低下するのか、

酸化ストレスや化学物質、有害ミネラルなどの影響により分泌が

低下するのか、その理由は様々でしょうが、とにかく、加齢とともに

ホルモンの分泌量は低下します。 

ホルモン分泌低下は生理的だから仕方が無い、と放置するのでは

なく、その分泌低下による症状はホルモンを補い解決しようと、

考えます。特に、日本人寿命が短かった20世紀には、

女性の生理が終わると10〜15年程度で寿命を迎えていましたが、

現在は、生理が終了しても、まだそこからひと人生残っています。

その間に骨粗鬆症や脳梗塞などの病気にならないような準備が、

中年期から必要になるのです。

また、30〜40才の若い人でもホルモン分泌機能が悪い人に

補充療法を行います。ただ、本人は症状をホルモンの欠乏症とは

考えず、いろいろなDrを訪れては、様々な診断を受けるのです。

甲状腺ホルモンの様にFT4 FT3やTSHが正常範囲であれば

普通の内科医は正常ですと判断しますが、

rT3が上昇していたり、TSHが正常範囲高値の場合には

補充を考慮した方が良い場合もあります。

そんな情報を仕入れて、皆さんに御知らせできればと思います。

では、また

明日。

                           foot院長 拝

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